「こわくてないたよ。」

「ぎゅってしてもらった。」

始業式に登園してくる園児が報告をしてくれました。家族が一緒だったから、被害がより大きくなった。本当の悲しみはもっと後から来るのだろうな。そんなニュースが多く流れた年初めでした。追い打ちをかけるような飛行機事故もありました。飛行機事故では４００名近くの乗客乗員が客室乗務員の的確な判断と誘導により全員無事に避難できたことが大きく取り上げられていました。無事避難の背景にあったのは、事故を想定した年に一度の一日かけた避難訓練だそうです。幼稚園でも、地震、火災、不審者を想定して毎月避難訓練を行っています。今回の地震の後、「家族の中で〇ちゃんだけがテーブルの下にしっかりもぐってました。ちゃんと身についてるんですね。」と話して下さった保護者がいらっしゃいます。いつもの地震の避難訓練の後に、子どもたちに次のような話をします。

「地震は防ぐことができないんだよ。でも、備えることはできるんだ。何ができるかな？」

 

今回の地震で被災された皆様にお見舞いを申し上げますと共に、一日も早い復興をお祈り申し上げます。

短大４階に避難　短大、保育園、幼稚園連携避難訓練（水害想定）

 

防災頭巾のほかに、水、アレルゲンフリービスケット、エマージェンシーシートなどを備えています。

 

避難訓練は、消防署や警察署の協力も得ながら毎月行っています。