航空自衛隊小松基地見学
- 園長だより
- 年長
12月13日(水)年長最後の園外保育でした。お天気に恵まれ、次々と離陸するF15戦闘機を見ることができました。耳というよりも胸が張り裂けるような音と共に、急上昇する際の可変ノズルの動きをしっかりと見ることができました。可変ノズルは水道のホースを指で潰せば出る水の勢いが強くなる原理です。ノズルの部分から赤い炎が見えた瞬間に急上昇していきました。
格納庫では、機体を間近に見ながらパイロットの方からお話を聞きました。1人のパイロットを育成するのに約5億円の経費がかかるそうです。基地内にはたくさんの職種の方が仕事をしていることも、教えていただきました。そんな基地内の撮影はすべて禁止。ホームページに掲載している写真は全て、小松基地から提供いただいたものです。
細かなことは忘れてしまっても、ジェット戦闘機の圧倒的な離陸音は忘れないと思います。
自衛隊の勤務は24時間体制。真夜中に働く人、安全のために働く人、私たちの暮らしは、見知らぬ色々な人に支えられ、そして、いつもと変わらぬ朝を迎えています。いつもと変わらぬ朝に感謝です。
幼稚園児目線で話してくださいました
「これが主力戦闘機F15です。」
「質問のある人?」
「前のタイヤの方が小さいでしょ。それはね・・・」
「可変ノズルっていうんだよ。」
「自衛隊にはたくさんのお仕事があります。」
前日に園で自衛隊について教えていただきました。
こまつきちのみなさんへ 朝の自由時間に
50音表を駆使して。思いを伝えたいから文字を探して書く。覚えなくてはいけないから、小学校に入ったら習うからではありません。伝えたい思いがあるから覚えていく学びと、ただ覚えなければならない学びとでは、学びのプロセスも質も明らかに違います。
終業式の日に送ることができました。